このサイトでは屋根リフォームの工法や種類、リフォームを行うタイミングなどを紹介しています。
簡単にリフォームといっても屋内と屋外、屋根と外壁ではその手段や素材は違うものです。それにリフォームの目的によっては屋根材ごと交換する場合もあります。
またタイミングに関しても事前に知っておけば、屋根が破損する前に行えるのでコスト面でもお得です。いずれにしても、知って損のないリフォームの情報や知識をお届けします。
屋根リフォームにはどんな種類がある?リフォームのタイミングは?
屋根リフォームの種類は大まかに分けて3種類あり、1つは屋根に塗料だけを塗る塗り替え、もう1つは新しい素材をかぶせるカバー工法、最後の1つは元々ある屋根を新しい素材と変える張り替えです。
塗り替えは一般的かつコストが安いリフォームで、カバー工法は下地が傷んでいないものの、屋根自体が傷んでいる場合に適用されます。張り替えよりもコストは軽く、防音性や断熱性が上がるのが特徴です。
張り替えは屋根だけでなく、下地も傷んでいる場合にうってつけのリフォームではあるものの、既に設置されている素材を撤去するのでコストは一番高いです。
屋根リフォームをするタイミングは使用した塗装の寿命である耐用年数か、屋根の状態次第となります。前者は環境によって前後しますが、屋根の状態はひび割れやコケの発生など見た目で判別できます。
リフォーム方法の違いによる屋根リフォームの価格について
屋根リフォームの価格は、リフォームの方法によって大きく異なります。一番費用が安く済むのは、屋根の素材は変更せずに表面の塗装だけを塗り替える方法です。新しい屋根にしてからそれほど長く年月が経過していないものであれば、塗装の塗り替えだけで十分に綺麗な屋根に生まれ変わることができますが、もしも屋根自体に破損や不具合があって修理が必要な場合には不向きと言えるでしょう。
価格が2番目に安いのは、今使っている屋根素材の上にそのまま新しい素材を重ねてしまうカバー工法です。下地となる屋根に深刻な劣化がないことが条件となりますが、工期が短く、葺き替えよりも費用を抑えることができるメリットがあります。
そして、屋根リフォームで一番高い費用となるのは、屋根素材を全て張り替える葺き替えです。建築してから30年以上が経過している場合や実際に雨漏りなどのトラブルが発生している場合には、葺き替えをしておくのが安心でしょう。
そのほかにも、職人の技術力、塗料の質や種類、同時に外壁塗装をやるかどうかなどによっても屋根リフォームの価格は変動します。費用の違いで業者選びや素材選びに迷うようであれば、見積り額とその内訳をしっかりと提示してもらって、プロに相談しながら慎重に検討するようにしましょう。
屋根リフォームの相場価格を知りたい方へのお知らせ
築年数が多くなると雨漏りの心配をしたり見栄えが気になったりするようになります。そうなってくると、屋根リフォームを考えますが価格が心配になってなかなか着手できずほったらかしになると状況は悪化していく一方です。
どの程度の屋根リフォームをするかでコストが変わってきますので、ここでご紹介いたします。最もコストを抑えることができるのは、塗装で、15万円~80万円です。スレート葺きやガルバリウム鋼板葺きの屋根では必須の工事と言えます。塗装によって美観だけではなく、屋根材の保護にもなる安くとも馬鹿にできないリフォームです。高い値段の塗料の方が長持ちすることになるので長い目で見ると高く見積もったほうが安くなることもあります。葺き替えより安いのは既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねるカバー工法です。屋根は劣化していても下地は傷んでいない場合におすすめできる工法で60万円~250万円かかります。今までの屋根材はスレートかガルバリウム鋼板のように平板を使用していれば施工化能です。解体作業がほとんどないので、騒音やほこりがあまり出ませんが、屋根の重さが増えるので耐震性が低下する可能性があります。
屋根リフォームに使用される材料の特徴について
屋根は家を紫外線や風雨といった強い負担から守る為に、とても重要な箇所です。屋根にヒビやサビや亀裂が入ることによって家の内部に雨水が入り込んで、柱を腐らせる原因にもなるので早めにメンテナンスを行うべき所です。屋根リフォームを行なう際に必要になる材料ですが、屋根材は大まかに粘土瓦とセメント瓦とストレート瓦と金属を原料にした瓦に分けられます。
昔からよく使用されてきた粘度系の瓦は塗り替えの必要がなく、耐久性が高いという特徴があります。セメント系の瓦も耐久性は高く、衝撃に強い特徴があります。ストレート瓦というセメント成分と繊維質が主な原料の瓦は、比較的安価で施工出来るのが特徴で重さが軽いのが特徴で耐震性が優れています。金属屋根は施工が簡単に済むので、予算を抑えたいという人に向いている材料です。雨漏りしにくい特徴がありますが、断熱性や防音性は低いので注意が必要です。予算や自分の希望に沿った屋根リフォームを行なう為には、専門業者にそれぞれの特徴を聞いて後悔しない施工を進めることをおすすめします。
屋根リフォームを行なうメンテナンスの目安とは
大切なマイホームだからこそ、建ててからある程度の時間が経過したなら外壁や屋根など自宅の色々な部分のメンテナンスを考える必要が出てきます。特に普段は目にする機会が少ない屋根部分は、常に紫外線や雨風の影響を受けている部分であるため時間が経つほど経年劣化が進みやすくなります。ただし屋根リフォームを行なう頻度は、屋根に使用されている素材によって時期が異なるため、まずはどのような素材が使用されているのかいつ頃を目安に行なうべきかを把握することから始めましょう。
例えば化粧スレートなら7~10年、アスファルトシングルなら10~20年、ガルバリウムなら15~20年が目安となります。また内部に組み込まれている防水シートの耐用年数は20~30年なので、基本的に15~20年を目安に専門業者に依頼して状態のチェックをしてもらい、施工をするべきか確認してもらうと安心です。実際にかかる屋根リフォームの費用相場は、30坪の住宅なら塗装は30~70万円、カバー工法なら60~150万円、葺き替えなら80~200万円ほどで、塗装が最も安く葺き替えが高額になりやすいです。
屋根リフォームを行うときにおすすめの依頼先
屋根リフォームを行う場合に依頼出来る業者と言えば、やはり屋根工事専門業者でこれも瓦屋・板金屋といった特定の屋根材を扱うところもあります。板金屋でもストレートを扱うことも多く、葺き替え・カバー工事・雨漏り修理など大体は全般的に対応してくれます。ホームページで専門業者と言っていても、実際の施工は下請けに全て出しているところも珍しくなく、塗装だと塗装業者へ注文したいいです。雨漏り修理も同時に行う解きは、屋根工事の専門店へ塗装をも依頼することで手配もします。
工務店・建築会社でも屋根リフォームは行っていて、一戸建ての建築なども行うので問題ないです。ただ、工務店などは部分ごとに専門業者へ外注するといった形なので、急ぎの工事なら直接専門店へ頼んだ方が早いこともあります。大手リフォーム会社でも部門が大体はあり、国土交通省などが家を良い状態で保つために5年に1回は屋根のメンテナンスを行うことを推奨していて、関連の工事を引き受けることも多いようです。注意したいのは、知名度が高いリフォーム会社も、内装・外装とそれぞれ得意ジャンルが違い、内装が得意なところへ頼んでしまうと下請けへ丸投げする形になって品質に問題が出てくる可能性あります。会社の規模が大きいと工事費も高くなることも少なくありません。
屋根リフォームを行う場合の注意点を知ろう
自宅の屋根は普段直接目にすることがないため、痛みや劣化を見つけにくいといわれていますが、一年を通して紫外線や雨風の影響を受けているため長く住んでいる家ほど定期的屋根リフォームを行なう必要があるといわれてます。屋根リフォームは主に葺き替えやカバー工法、塗り替えといった方法で行われるため、使用されている素材や状態に応じて適切な方法で施工をしてもらうことが重要です。
ただし屋根リフォームをする際の注意点としてしっかり押さえておくべきなのが、施工を行なう時期を見極めることにあります。屋根での作業は基本的に雨が厳禁であり、作業が進まないことをはじめ建物自体にも悪影響を与えるので長期間雨が降りやすい梅雨の時期や台風のシーズンは避けるようにしましょう。
また依頼する専門業者は1つに絞らず、必ず複数で絞り相場を見極めることも重要です。かかる費用は業者によって違いがあるため、相場に適しているか信頼できる業者なのかをチェックいた上でどこに依頼すべきか確認するようにしましょう。
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